三宅基之のブログ

エム・ヴイ・エム商事株式会社  生産管理課 三宅基之の毎日ブログ

墓参り

おふくろを連れて墓参りに行ってきました。妻と娘は用事が入っており、昨日お墓に参り、掃除をしてくれました。

墓は、鵯越墓園内にあり、自宅から車で10分ほどですが、先の集中豪雨で土砂崩れが起き、白川線が不通だったので、迂回路を使っていく予定でしたが、10日に開通したと妻から聞きひと安心、お盆に合わせて神戸市も応急処置で対応したのでしょう。関係者の皆様ご苦労様です。

例年、13日か14日の開園6:00にお参りするのですが、今日、丹波に帰るので12日の墓参りになった。

いつも思うのですが、荒れている墓を良く見かけます。住まいが遠いのでしょうか、近い縁者が亡くなったのか、少しさびしい気持ちになります。

私の子供は女の子2人、上の娘は嫁ぎましたが、下の娘も嫁いでしまうと将来誰が墓を見てくれるのか、まあ~死んでしまったらどうでもいいかな、歳をとるという事は、些細な事ですが、色々と考えさせられることが多くなってきました。

 

 

マルチシート

この時期、空いている路地にマルチをします。

この時期になぜマルチを張るのか、クリスマスシーズンは、顧客より通常の倍近く発注が上がります。

秋から冬にかけて気温が下がり、栽培日数も長くかかる為に圃場がたりません。それを補うのが路地で、どこの契約農家さんも冬場はハウスと路地栽培も行います。路地には10月から11月初めにかけてレタス類を中心に播種します。

近年、台風などで9月・10月の雨が多く、なかなか田圃や畑を耕運することが出来ずに播種が遅れ、クリスマス週に間に合わない(気温の問題もありますが)ことがあります。2年前より、丹波でもマルチをしていつでも播種できる準備をしております。

もう一つの利点は、マルチをすることによって雑草対策にもなります。丹波は透明のマルチシートを使用しており、雑草を何回か発芽させ枯らすことによって軽減させるのです。その為には条件があって、マルチをする土壌には多少水分があることです。

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社長が作業をしております。

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この子は今年1月に入社した25歳の若手です。この作業が一日中続きます。がんばれ!

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別の日に作業した田圃、3反ほどです。

昨年よりマルチをする路地を倍近く増やして、冬場の準備をしていきます。

大きな台風や局地的な大雨でシートが捲れて飛んだり、浸水することがあるため、油断はできません。

生産者の方々は色んな状況を考えて準備をしております。それでも報われないことがあるのです。

仕事とはいえ頭が下がる思いです。

生産減

2日前に熊本の圃場を見学した時は、この暑さの中、良く出来ていると思いました。

それが、本日生産者から連絡があり「葉先が焼けているので出荷数量が減ります。」

理由は、「チップバンではないか、台風12号の接近前に夜温が高く、葉がカリュシュウムを吸収できなかったのでわ、」というのが生産者の見解、トマトではチップバンの話はよく聞くのですが、葉采類ではあまり聞いたことがありません。

同じ時期に水耕のレタスがチップバンで相当の被害をうけたとも聞いております。

夜温が25度を超えてくると要注意です。

また一つ賢くなりました。

久々の丹波

朝、本社に出社、昼から丹波に、5日ぶりに丹波の家に帰りました。やはり落ち着きます。ただし、これからまた夕飯のことで悩むのかと思うと嫁の偉さが身に沁みます。

彼女には、結婚した時からの決め事があります。それは夕食のおかずは4品出すこと、特に子供ができてからは、野菜、肉、魚のバランスを考えて毎日一時間かけて用意をします。ビールを片手に(怒られる)今もです。

彼女の朝はAM4時45分に起床して洗濯、朝ごはんの準備、(みそ汁と納豆ぐらいですが、)子供が社会人になるまでは弁当を作ってました。今は、娘が自分の弁当を作っております。

私は丹波に来て最初の頃は、(レパートリーは少ないのですが、)自炊をしてました。しかし、2品作るのに一時間もかかり、食べるのは15分ほど、今は、総菜や冷凍ものを買っております。作るとしても鍋ぐらいです。

『ほんとに嫁さんは偉いです。』と丹波に来るといつも思います。

 

生産者の皆様

早朝6時からホテルを出発して生産者の圃場を回りました。

生産者の皆さんは、だいたい朝5時30分ごろから活動しておりますが、早い人は1時間早い4時30頃から播種などの作業をしております。

本日は、10年ぶりに同行している営業のTさんと各生産者を訪問しました。朝方は涼しかったのですが、9時を過ぎ太陽が出てくると一気に30度越え、ハウス内は40度近くまで温度が上がっていたと思います。それから次の生産者の圃場へ、ハウス内で栽培中のベビーをみながら生産者と話をしていると相当暑かったのか、T君が「外に出ましょう。」と言ったので外に出て見ると涼しく感じました。外も相当気温が上がっていたのに、

その暑いハウスの中で収穫の作業をしている人を見て、T君が一言、「あの人たちヤバイでしょ」午前10時過ぎの話です。

車の中で表示されていた外気温は38度、それからも生産者の圃場を回ったのですが、車のエンジンをかっけぱなしにして、圃場を見学、すぐにでも涼しい車に戻って涼をとる為です。合言葉のように2人とも車に戻るたびに 「暑い」 帰りの新幹線ではビールを飲んで帰ろうといっていたのですが、乗車したとたんに寝ていました。

全国の農業に関係されいる皆様、まだまだ暑さが続きます。無理せず、仕事に励んでください。私たちにはそれぐらいしか言えません。

熊本県生産者会議

熊本県は、2ヶ月に1回生産者会議を開いております。

本日は、4回目の生産者会議、議題の中心は、高温における栽培方法、昨日の兵庫県ビーリーフ組合の生産者会議と同じ議題です。

冒頭、「高温で栽培量が落ちるとしても7割までで、通常の半分に落ちるのは人災である。」 私は、生産者ではない素人ですが、このような考えを持っております。

なぜか、それには、昨日書きましたが、「高温でも栽培が出来る方法を真剣に考えて行動に移しましたか、」と失礼ですが言いたいのです。(本当にごめんなさい、生産者の方々がこの暑さの中で頑張っているのはわかっています。)

「暑いからできないのは仕方がない、」だいたいの生産者の方々は言われます。

しかし、あきらめるの簡単です。もっと、もっと「あがいて」もいいのでわ、

その他、いろいろな話をしました。公表できないものが多いのでかけません。

まだまだ暑さが続きますが、生産者の皆様方、体にはお気をつけて「無理をせず、頑張ってください、」

 

兵庫県ベビーリーフ組合(30.8.6第8回生産者会議)

この “熱さ” の中で生産者の皆さんは命がけでベビーリーフを作ってくれております。私も丹波で実感っしています。下手をすると命を落とします。

良く生産者(丹波野菜工房も同じですが)が気温が高いから発芽しない、大きくならないと言ってきますが、「気温が高いから上手く発芽しないとか大きくならないというのは納得いきません。」それであればいかにハウス内の温度を1℃でも下げる努力・工夫をしないのか、また、収量が取れないのは、何か栽培方法にも原因があるはず。その原因を分析して、新しい栽培方法を考える作業が必要だと思います。

ベテランの生産者(Yさん)からは、「我々の努力が足りんという事をいってるんやな」と言われたので、「そうではなく、Yさんが言われてるように、毎年気候が違うため、今迄のやり方は次の年には通用しない場合がある。それをいかに見極めて、栽培方法を変えるか、その為には、みんなの情報が必要です。今後はテーマを決め、栽培における勉強会を開催します。」

会議では、このほかにも色々な話をしましたが、ここでは書けないので、この辺で終わります。生産者の皆さんお疲れ様でした。

明日は、熊本で生産者会議です。

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ひまわり、暑さの象徴のような花です。