三宅基之のブログ

エム・ヴイ・エム商事株式会社  生産管理課 三宅基之の毎日ブログ

コールドチェーン

昨日、来られた同業者の社長から良いメッセージを頂きました。

当社では、夏場の品質が安定しない悩みをここ数年抱えております。特に九州のような遠方となると輸送での温度帯がベビーリーフの(当然ですが、)品質に大きな影響を与えます。現状、これをいかに解決していくか、いかにお客様のもとに鮮度の良いベビーリーフを運ぶことができるのか、輸送の問題だけではなく、生産者側の保管温度、運送会社、受け入れ側、加工場、出荷先までの温度帯など、全体の流れの中で考えていかなければ、俗に言うコールドチェーンは達成しない。本当はこれにお客様側での保管の仕方も入ってきますが、今まで、出荷先から受け入れまでを考えておりましが、その先も非常に大事なことには気づいてはいたのですが、本格的に取り組むのが難しいと思っている自分がいたのだと思います。夏場までにコールドチェーンは作れるか?作らなければ!

 

本来私のブログは、自分の思っていること、やらなければならないこと、仕事、生き方、その時々で気づいたことを書きとめ、自分の行動(生き方)の検証にも使えるように書いております。時々でも読んでくださる方がおられましたら全然関係がないことばかりだと思い、誠に申しわけないと思っております。

皆さんも毎日のようにいろんな気づきがあると思います。どうでしょうブログという媒体を通じて毎日のように書き込んでいると少しは日常が変わってくると思います。

事実、私は本質的な気質はなかなか変わりませんが、考え方は相当変わってきたと自負しております。周りの人は全然変わっていないというでしょうが(汗)!

 

同業者

長年お世話になっている同業者の社長が、丹波野菜工房に来られます。

福岡のI社長は、同い年でいつも仲良くさせていただいております。丹波野菜工房を立ち上げたころ、ベテランの社員を連れて丹波まで指導に来た頂き、耕耘・打ち水・整地・播種・灌水など基本的なことを教えていただきました。丹波野菜工房が今あるのは、社長の存在なくしては語れないものがあります。

元気でパワフルだった社長が、2年前の9月に脳梗塞を患い、そのことを聞いた私どもも心配でなりませんでしたが、退院してからお見舞いに行った時に、依然と変わらない社長のお姿をみて安どしたことを昨日のように覚えております。

昨年のMVM商事ゴルフコンペにも参加いただき(シングルプレーヤー)、完全復活を遂げておりました。

その彼が10年ぶりぐらいに丹波に来てくれます。圃場をみて何を言われるか、社長の前田は気がきではないでしょうが、私は楽しみです。

今から谷川駅まで迎えに行ってきます。

陳列

久しぶりにライフ神戸駅前店にいってみました。

当社のベビーリーフを販売していただいていることや、図書館から近いこともありよく利用しておりましたが、丹波に住み始めてからはあまり訪れる機会がありませんでした。

たまたま野菜や果物の価格動向が知りたくて、久しぶりに店に入ったのですが、陳列の仕方が大分変わっておりました。以前から生鮮品の陳列が一部平の冷蔵ケースに入っているというのはあったのですが、それが何台も置かれていてすべての商品(例えば豚肉)が非常に見やすくて手に取りやいのです。

以前からライフ駅前店の雰囲気が好きでしたが、以前よりいっそう商品が見やすく購買意欲をそそる陳列でした。プロの方が指導したと思いますが、よい店舗です。

今回は覗いただけで何も買わなくてすいませんでした。今度はきちっと買い物にきます。彼女はよく来ているみたいですが、

店に悪い気がして写真は撮りませんでしたが、興味のある人は一度訪れてみてください。そのついでに当社のベビーリーフもお買い上げの程よろしくお願いいたします。

休日の外出

長年通っていた本屋さんが今日閉店しました。

最後に「文藝春秋」と「医者が考案した長生きみそ汁」の2冊となぜか「極」快眠枕を営業最後の日にこの本屋で買いました。

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文藝春秋は第百六十回芥川賞受賞2作品が全文掲載されているので、長生きみそ汁は、もともとみそ汁が好きなので丹波で作ってみたくなったのが理由、安眠枕も丹波で使おうと思って買いました。本当にぐっすり眠れるか、検証して報告いたします。

本屋が店を閉めるのをここ数年みてきました。昔はどこの地域にも一軒は本屋がありました。小さいときは貸本屋もよく利用しました。ほとんどが漫画ですが、今は本屋に行かなくてもアマゾンや楽天で買えます。本屋でじかに本に触れ、大好きな匂いを嗅ぐ、休日の時間を過ごすのに一番好きな場所です。

私は成績の悪い子供でした。今でも阿保です。子供たちは勉強のことは、私には絶対に聞いてきませんでした。わからないところはすべて母親に、

でも本だけは好きでした。小さいときに母親に読んでもらったアンデルセングリム童話を何回聞いても飽きなかったことを覚えております。幼年期の思い出が私を本好きにしてくれた思ております。母親に感謝ですね。

この経験から親しい人で子供が生まれると(相手にもよりますが、)できるだけ絵本を送るようにしております。

元会社の子が結婚して子供が生まれるというので、年齢別に絵本何冊か選んでプレゼントしたのですが、数年後お菓子と一緒に「三宅さんのおかげで子供は本好きになりました」という手紙をもらった時には本当にうれしかったです。

娘に言ったことがあります「馬鹿な私がお前たちを無事に社会に送り出せたのは、母親のチカラと私が本が好きだったこと、人との出会いを大事にしてきたからだと」

昨年、150冊の本を読む目標を立てましたが、半分もいかない70冊越え、今年は100冊越え、が目標です。たくさん読むのがすごいのではなく良い本を何回も読み返す。その度に気づきを得るのも本を読み返す醍醐味です。今年は読み返した本も回数に入れるので、ひょっとすると150冊はいけるかもしれません。

皆さんは本にどんな思い出がありますか、良い本があればぜひ紹介してください。お願いたします。

 

美味しいトマトパスタソース

お昼にパスタを自分で作って食べました。

1月にGAP指導で北海道のJ-ファームさんを訪問した折に、敷地内にあるカフェで販売されていたので買ってきました。

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絶品でした。出来たパスタ料理は、見るに堪えないもので、写真は撮りませんでした。(家の台所が写っているのか邪魔ですが、)

写真の瓶は2人前、味はあさっさりしているのですが、トマトの甘みと酸味のバランスがとてもよく、パスタを口に入れてた瞬間は甘みがあり、その後鷹の爪?の辛さと程よい酸味が口の中に広がります。一気に二人前食べてしましました。(食レポは難しいですね。)

J-ファームのオンラインショップで購入すること出来ます。

価格は¥1350(税抜き¥1250)プラス送料です。一度、オンラインショップを覗いてみてください。 プロの味が楽しめます。

今年4月に訪問する予定をしております。今度はジュースも買います。

 

 

 

代休を取りました。外出しないでだらだらすすると決めた一日です。

丹波野菜工房を含め契約農家さんの一番の問題は、ここ数年、10月末から3月初旬までベト病でアルグラの生産量が極端に減ることです。このことは何回かブログで書いています。

丹波野菜工房では、菌を殺すのではなく、病気にかからないようにすることを目標に試験をしてきました。いろいろと試してきましたが、これまで結果が出ていません。

昨年末より、配合液(深層水)を使って、植物自体の免疫力を高めるテストをしております。今のところこの方法も成果が上がているとは言えませんが、これからです。葉面散布で使うか、潅水で使うか、両方使うか、他の液体肥料と一緒に使うか、これから3月いっぱいまで出来るだけ多くのデーターをとっていきます。

熊本の生産者と話をしたときに「アルグラはアルカリ性の土質で良く育つといわれいる。土壌のpHを8以上に病気にかからないかも」「酸性の水を葉面散布したらいいかも」土壌をアルカリにするとなかなか元に戻せないので、これは無理としても、酸性の水を葉面散布することは出来ます。

昨日のブログで書いたように結果がでるまで挑戦しいく、“ふくちゃん”の万平さんのように、

失敗しない

熊本最後の日、O社長の圃場においてASIAGAPVer2.1の認証取得を指導

昨日も昼から生産者会議があり、担当者も仕事が溜まっていたので朝8時から12時までの指導といました。

GAPの担当者は、先日Ver1の維持審査を受けたところでもあり、指導はVer2.1 とVer1の差分を(HACCPシステムを使っての食品管理)集中的に行いました。

担当者の呑み込みも早く、後はO社著の圃場に適したHACCPシステムを作り上げていくだけです。Ver1で苦労したことが生きてきましたね。これからもサポートさせてください。宜しくお願いいたします。

家に帰ってから録画していた “まんぷく”を見たのですが、いろいろと教えられました。いかに私が本気になって、べと病や新しいベビーの開発への情熱が足りないか、情けない限りです。

今日放送の中で、主人公でもある万平さんがどこにもない即席のらーめんの完成に試行錯誤してあと一歩という所まで来ているのですが、中々完成しません。そんなある日、奥さんであるふくちゃんの姉たちの旦那と元旦那(劇中では真ん中の姉は病死)が万平さんを訪ねてきて、こうゆうのです。「あなたは挑戦する人やから」 絵描きの旦那があたらしく挑戦した画風の絵を持てきて、万平さんにプレゼントした時に行った言葉です。

万平さんが「失敗だらけだ」と発言すると、「かのエジソンは、私は失敗したことがない、ただ一万通りの上手くいかない方法をみつけただけだ、万平君きっとうまくいく」と激励するこの場面にグッときました。以前書きましたが、京セラ創設者の稲盛先生も言っておれれます。「私は失敗しない、成功するまで続けるから」

べと病対策、まだまだ方法はあるはずです。あきらめずに見つけ出すまで試験を続けます。明日の “まんぷく”が楽しみです。