三宅基之のブログ

エム・ヴイ・エム商事株式会社  生産管理課 三宅基之の毎日ブログ

路地にマルチ

冬場に路地を使うために7月~8月にかけて畝を立て、マルチを被せます。

通年であればこの時期、冬場のベビーリーフを栽培する路地はすべてマルチを被せていますが、天候や日々の忙しさに忙殺されて作業が遅れております。そこに来てこの台風10号、早速4日ほど前にマルチをした路地の一部がめくれておりました。

私ともう一人の従業員で捲れ上がったマルチを元に戻す作業をして全体の補強、補強と言っても土を被せるだけですが、

f:id:MVM:20190815113851j:plain

丹波野菜工房は透明なマルチを使ております。理由は地表の温度が高温になりやすく、雑草の種子もある程度死滅させることが出来からです。

冬場のベビーリーフの生育が雑草に負けることがなくなります。

もうすぐ台風が四国に上陸しそうです。昼から夜にかけて強い風と雨の影響が心配です。もう一つ心配なことは、会社の社員用に作っている黒豆も心配です。

f:id:MVM:20190815114926j:plain

昨年と違い順調に育っておりますので、頑張れ黒豆君と言うしかありません。

台風10号

非常に勢力の強い大型台風10号が西日本に近づいております。

丹波では、台風対作は数日前からおこなておりますが、今までの台風による一番の被害は雨です。

昨年より排水ポンプを倍に増やしましたが、果たして機能するのか、雨量にもよりますが、ポンプ頑張れ、

明日の収穫などの作業をどうするか、販売先の本社に迷惑をおかけしますが、従業員や作業中の安全が第一なので速めの決断を社長がしなければなりません。

私は、今神戸にいますが今夜丹波に帰ります。毎年の事ですが、誰一人として被害にあわれないことを祈るばかりです。

田んぼに雑草

丹波にいる時には、朝いちばんに圃場を回ります。

栽培状況の確認が主な目的ですが、ハウス・水回りの破損などをいち早く見つけて修繕することもあります。

今日はなぜか、田んぼの雑草が気になり、はえている田んぼと雑草が全然はえていない田んぼがあるのです。違うはどこにあるのか?

f:id:MVM:20190813160355j:plain

この田んぼは、雑草を見たことがありません。

f:id:MVM:20190813160641j:plain

丹波野菜工房が管理している田んぼの状況、手前に雑草が多く生えております。

なぜ、このような違いが起きるのか疑問に思い、ベテランの生産者さんに聞くと、雑草を抑えるのに何日間か深水をします。しかし、田んぼに高いところと低いところがあれば高いところが十分な深さにならず雑草が抑えきれず生えてきます。

要は、代掻きの前にきっちり高いところの土を低いところに持ってきて圃場をならす作業をしているかどうかです。手間をかける分いい田んぼになるのです。

全ての仕事に繋がります。 

念のため雑草が生えるのは深水だけの問題ではない場合もあるそうです。

糖質

昨年、健康診断で何が悪かったのか健保の指導を受けることになり、今年3月18日から指導員と約束しためメニューを3ケ月間、6月9日まで実行、

約束したメニュー

1、腹八分目 2、週5日以上は1日1万以上歩く 3、三食の食事は少量でも必ず摂る

目標の体重は、3ケ月で(始めた時は79㎏)3㎏減の76㎏、腹囲88(始めた時は92㎝)

約束のメニューを3ケ月近く続け、最終日に測定した結果は、体重75.5 腹回り88㎝で目標クリアー、ちなみに私の身長は176.8㎝、30年前は178.2㎝ありましたが縮んでしまいました。(涙)

その後、メニューを継続して実施していますが「炭水化物が人類を滅ぼす」という本に出会い、昼には糖質はある程度摂り、朝と夕食には糖質は摂らないという本で書いてあったスタンダード型を実践、

何と8月10日の測定では、72.1㎏この6ヶ月で6.9㎏体重が減ったのです。完璧は糖質オフの生活はしたくないので、このスタンダード型を実践して12月31日の測定で体重68㎏になります。月1㎏づつの減量です。

最終目標は、来年の4月末で65㎏になっていることです。最初に決めたメニューを実践しながら、

少し体が重いという人は、決して負担にならないメニューを作り、糖質も少しずつ減らすプチ型を実践したらどうでしょう。覚悟の問題ですが必ず体重は減っていきますよ、私で実証済みです。

 

 

 

この世界の片隅に

以前録画していたアニメ映画「この世界の片隅に」を観ました。

私は、同じ兵庫県出身の「のん」ちゃんが大好きで、声優をしているこの映画を観ようと思いながら、戦争(特に広島)を題材にした映画と聞き、休みにわざわざ暗い気持ちになるのも嫌だなと思い観なかったとのが正直な気持ちです。

映画は、主人公のすずが幼い時の生活(ここですずの性格が描写されます)から始まり、18歳で呉にお嫁にいってから終戦までが描かれております。

この作品で私が心を打たれたことは、戦時中の物資が少ない中でもすずは、家族のために食事に工夫を凝らすことや、現実の私たちの何ら変わりない生活を送っているシーンが描かれていることです。

特に、幼馴染の哲が海軍に入り、呉に乗船していた軍艦「青葉」が帰港した時、すずの嫁ぎ先にお世話になった帰りに、哲がすずに向かって言うのです。

「すず、お前は普通でええ、すずだけは普通でいてくれ」少しセリフが違うかもしれませんが、この戦時中でも昔と変わらないすずと話ができたことが哲にとって心が救われたのだと私は思いました。

どんな状況であろうと相手を思い普通に生きることの大切さを教えていただいた映画でした。感謝です。

 

この世界の片隅に

この世界の片隅に

 

 

 

夏の花

夏の花といっても道端にはえているような花で誰が最初に種を蒔いたかはわかりませんが、ひと時の癒しになっております。

f:id:MVM:20190810073309j:plain

ユリでしょうか?きれいです。

f:id:MVM:20190810073559j:plain

奇麗なオレンジ色です。百日草でしょうか?

f:id:MVM:20190810073747j:plain

毎年ここには、百日草が群生しております。昨年はいろんな色があったと思うのですが、今年は黄色ばかりです。日中35度前後になる気候でも生き生きと花を咲かせているのにはすごいの一言です。

40年以上前であれば、真夏の温度が32度前後で、35度近くになるとえらい騒ぎでしたが、今は35度越えが当たり前、これから地球の温度はどうなて行くのでしょうか、産業革命以後二酸化炭素の排出量がうなぎ上りに増えた結果ですかね。

人間は、便利さや快適さを手に入れるのに大きな代償も払ているということです。人間こそ地球にとっては害虫にあたるのかもしれません。

GAPには、二酸化炭素の排出量を削減することが義務付けされております。個人個人が日常生活の中で、出来るだけ二酸化炭素を出さない努力が必要ですね。

しかし真夏には、日中、時間を決めてクーラーを使用しなければ、特にお年よりには命に関わってきますのできおつけてください。

稲穂

稲穂が育ち始めました。

この時期、まだ柔らかいので虫の被害に受けやすく、無農薬栽培や特別栽培を行ていない、慣行栽培の生産者さんは防除を行います。丹波の雑草もこの時期刈ることはありません。雑草についていたカメムシが、稲穂に悪さをするからです。以前書いたかもしれませんが、

f:id:MVM:20190809110650j:plain

この時期水も必要になるので地表が乾かないように気をつけます。

f:id:MVM:20190809110856j:plain

コメ作りで一番大切なのは水管理、私はお手伝い程度で実はそれほど詳しくはないのですが、田植え後、ある程度苗が大きく育つと落水します。理由はいろいろとあるのですが、分けつを促すためです。

その後穂が出てくるころになると再び水を張ります。その後また落水、そして稲刈りになります。大雑把ですいません。生産者の方が見たら怒ってきそうですが、

あと一か月もすると稲刈りです。台風10号の進路が心配ですが、どうか日本列島からそれていただくを祈るばかりです。