三宅基之のブログ

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『キングダム』に学ぶ

佐藤優著 原泰人原作 “武器を磨け弱者の戦略教科書『キングダム』”

武器を磨け 弱者の戦略教科書『キングダム』 (SB新書)

を読みました。

キングダムという漫画を通じて人生の戦略を考える1冊です。

この本の中で私がなるほどと思った文章は、魏軍の総大将廉頗大将軍と秦軍の総大将蒙聱大将軍が戦う場面で、300人将の信が草原を歩いていると寝転がってるおじいさん(蒙聱)と信が言葉を交わします。

蒙聱がいいます。「若い頃にケンカで一度も勝てなかった相手と爺になった今、もう一度ケンカをすることになった。しかもその相手は老いるどころか絶頂期の強さだと打ち明ける。」 大将軍の蒙聱は「深刻じゃろ」という。「話を聞いて、しばし考えていた信は「悩む意味がまったく分からん」と言い放つ、全敗を喫している化け物じいさんともう一回戦えるっていうはなしだろ、やっぱりやったじゃないか!だってこの後に及んでじーさんに一発逆転の好機が生まれたって話だろ!」「ケンカってのは最後に立ってた奴の勝ちだ。次勝って勝ち逃げしてやれよ。そうすりゃじーさんの総勝ちだ」

 有名な場面なので『キングダム』を愛読している人は、良く知っていうると思います。

私は、この文章の中で、前向きな考え方と「ケンカは最後に立ってた奴の勝ちだ」という考え方、ぐっときますね。

仕事も目標もケンカと一緒です。あきらめずに最後までたっていたものが勝ちです。

良い本をありがとうございました。