私は、昔から田舎にあこがれを持っております。
おふくろは鳥取出身で、小学生の夏休みや春休みは、必ずおふくろの実家に行っていました。
現在のおふくろの実家は、トイレも水洗、風呂もガスです。水も水道水ですが、私の小さいころは、トイレは家の外、お風呂も外で五右衛門ぶろ、トイレ・お風呂とも電気がなかったので、明かりはロウソク、水道がなく、手動ポンプで地下水を使っており、今思うとすべての事にわくわくしておりました。
食事は、夏の野菜が満載、その中で好きだったのは酸っぱいトマト、今の子ども達は食べることが出来ないと思いますが、当時は、地下水で冷やしたトマトが美味しく感じたものです。今食べたらまずいと感じるかもしれませんね。
街灯がないので満天の星空を眺めては子供心にも感動を覚えました。ほかに川遊びや魚釣りと楽しい思い出ばかりです。
今、丹波に住んでみて、やはり生活の面では楽しんでおります。最高です。
ただ、情報と言う面では、こんなにSNSが普及しているのに、あまり入らないような感覚を持っております。特に私は、田舎暮らしを満喫するためテレビやインターネットの環境を作っておりません(丹波野菜工房の事務所のみインターネットが使える状況)
神戸の事務所まで、たった1時間半の距離ですが、なぜそのような感覚に陥るのか、ひょっとしてですが、人と接する機会は都会より多いのですが、知っている人ばかりで(ごめんなさい)多くの人達との接触があまりないことが、そのような感覚になるのではと、私なりの分析をしました。たくさんの見知らぬ人とすれ違うだけでも違う。時間の流れが速く感じる。すべて感覚なのですが・・・・・
でも、私は丹波が好きです。神戸の家にいるより丹波の家の方が落ち着きます。
決して、嫁や娘が怖いからではないですよ。(汗)