三宅基之のブログ

エム・ヴイ・エム商事株式会社  生産管理課 三宅基之の毎日ブログ

黒沢明の言葉

早朝のテレビ、NHK総合で「黒沢明に会いたい」という題名だったと思いますが、たまたま起きて直ぐテレビをつけると晩年の黒沢明がインタビューに答えている所でした。(木曜日の夜より神戸に帰っております。)

そのインタビューで、「物つくりは楽しくなければならない、そのためには努力をする。努力をすると楽しくなる。」といっていました。また「映画を作るうえで映らない所でも手を抜いてはいけない、」と 彼はすべてにおいてリアルさを追求した。だからこそすべてにおいて手を抜くなと言ったのではないでしょうか、このような姿勢で映画を作った彼の作品は現代でも名作として生き残り、世界の有名な映画監督に影響を与えたのだと思います。

良く仕事やスポーツの世界では、緩急をつけて取り組まなければが良い仕事が出来ないという人がいます。

松田優作は、若い俳優達にいつも言っていた言葉があります。「俺は俳優として誰にも負けない、どうしてか?24時間演技の事を考えているからだ。」 黒沢明も同じく映画の事を考えていた。彼らの仕事に緩急などあったのだろうか、本当の休みはあったのだろうか、一つの仕事が終わってすぐ彼らは次の作品のアイデアを考え始める。それが黒沢明や松田勇作にとって楽しくて仕方なかったのではないでしょうか?

私は仕事を楽しむほど努力をしているのだろうか、答えはNO、明日からYESに変えていきます。

当社の石田会長の口癖、「おもろいことをやらなあかんで三宅」           おもろいことをやるためには、人の倍以上の努力をしなければおもろいことなど出来ないということがわかりました。努力しないで面白いことなどないんですね会長

会長の口癖を私の口癖にしていきます。「おもろいこと楽しいことをやらなあかん」

この番組をちらっと見ただけですが、私にとって考えさせられる番組となりました。

NHKさんいつもありがとうございます。