先日、納品業者(生産者でもあります)と異物混入についての話をしました。
その業者はここ何年間の間に異物(虫が大半)が出るたびに異物除去機を購入し、人による選別、ミックス時機械選別と相当のお金をつぎ込んでおりますが、異物ゼロにはならない。虫に関しては、混入を防ぐのがが難しいと言った業者の方もいました。その時、本田宗一郎が言った言葉を思い出したのです。前にもブログで書きましたが、車をご購入下さったお客様から車の不具合によるクレームが入った時に、技術者は宗一郎に「0.00001の確率で車の不具合はおきます。」と言ったとき、宗一郎は、「お客様にとってはその車が100%です。だから不具合はゼロでなければいけない」と言って技術者を怒ったそうです。食料品も一緒だなと思います。ゼロを目指すべきです。確かに人間ですがらミスを起こすかもしれません。しかし、生産工程の手順書を作り、従業員全員が周知徹底すれば防げると信じています。
大きな投資をしなくでも、従業員全員が集まって手順書を毎回改定していけばいいのでは、それが周知徹底にも繋がります。