T君は1年前、千葉に新しく立ち上げたリンゴのカット工場に単身で赴任しました。
立ち上げたばかりの工場は問題だらけ、実は彼の前に別の人が工場長で運営しておりましたが、作業員との折り合いが悪く、うまく回らなかったため、T君が着任、
私から見て彼のいいところは、物事を冷静に観察することができ、統計や分析力に優れています。その彼が、何とか工場を軌道を乗せて、無事この5月に本社に戻ってきました。
金曜日の夕方に来週の販売と生産状況のすり合わせを行います。本日も打ち合わせを行ったのですが、1年前はT君が司会をいていたのです。今は若手のO君がその役目をになっています。T君とO君が並んでいるとT君が悪い意味で年を取った、いい意味で精悍な顔をしていた、Tはこの1年、相当な苦労をして工場を軌道にのせたのだと思います。その苦労が彼の顔に年輪となって表れており。精悍さを増しておりました。
「艱難汝を玉とす。」このことわざを彼に送ります。
ご苦労様でした。