原田マハ著 「奇跡の人」を読みました。
奇跡の人 The Miracle Worker (双葉文庫)
ある本で奇跡とは、外部の力があって起こるものと書いてありました。
この本は、アン・サリバン先生と生徒ヘレン・ケラーの物語を日本風にアレンジして書かれております。一般的に奇跡の人はヘレン・ケラーを指すと思いますが、違うのです。奇跡を起こした人アン・サリバンの事をいいます。
物語は、明治中頃のお話し、去場安は9歳の時、明治4年岩倉使節団と共にアメリかに渡り、そこで高等女子教育を受け日本に帰ってきます。安は小さい時から弱視で将来見えなくなるであろう境遇で渡米したのです。それも弱視を隠して、
彼女にとって良かったのは、滞在先でお世話になっていたアーノルド・ホイットニー家の人々は、安が弱視であることは知っても普通の人として、いや娘のように接してくれたことが安にとっての生涯に大きな影響を与えるのです。
アーノルド家にもアリスと言う安より2つ上の娘がおり、生涯の心のともとして、安が挫けそうなときに心の支えとなるのです。
アメリカから帰国した安は、日本の女子教育に絶望している時、伊藤博文閣下から青森弘前の名士、介良真彦男爵の娘さんの教育係を紹介されて彼女は弘前に旅立つのです。
すいません、話をまとめるのが下手でこの続きは、また書きます。