三宅基之のブログ

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この世界の片隅に

以前録画していたアニメ映画「この世界の片隅に」を観ました。

私は、同じ兵庫県出身の「のん」ちゃんが大好きで、声優をしているこの映画を観ようと思いながら、戦争(特に広島)を題材にした映画と聞き、休みにわざわざ暗い気持ちになるのも嫌だなと思い観なかったとのが正直な気持ちです。

映画は、主人公のすずが幼い時の生活(ここですずの性格が描写されます)から始まり、18歳で呉にお嫁にいってから終戦までが描かれております。

この作品で私が心を打たれたことは、戦時中の物資が少ない中でもすずは、家族のために食事に工夫を凝らすことや、現実の私たちの何ら変わりない生活を送っているシーンが描かれていることです。

特に、幼馴染の哲が海軍に入り、呉に乗船していた軍艦「青葉」が帰港した時、すずの嫁ぎ先にお世話になった帰りに、哲がすずに向かって言うのです。

「すず、お前は普通でええ、すずだけは普通でいてくれ」少しセリフが違うかもしれませんが、この戦時中でも昔と変わらないすずと話ができたことが哲にとって心が救われたのだと私は思いました。

どんな状況であろうと相手を思い普通に生きることの大切さを教えていただいた映画でした。感謝です。

 

この世界の片隅に

この世界の片隅に