丹波にいる時には、朝いちばんに圃場を回ります。
栽培状況の確認が主な目的ですが、ハウス・水回りの破損などをいち早く見つけて修繕することもあります。
今日はなぜか、田んぼの雑草が気になり、はえている田んぼと雑草が全然はえていない田んぼがあるのです。違うはどこにあるのか?
この田んぼは、雑草を見たことがありません。
丹波野菜工房が管理している田んぼの状況、手前に雑草が多く生えております。
なぜ、このような違いが起きるのか疑問に思い、ベテランの生産者さんに聞くと、雑草を抑えるのに何日間か深水をします。しかし、田んぼに高いところと低いところがあれば高いところが十分な深さにならず雑草が抑えきれず生えてきます。
要は、代掻きの前にきっちり高いところの土を低いところに持ってきて圃場をならす作業をしているかどうかです。手間をかける分いい田んぼになるのです。
全ての仕事に繋がります。
念のため雑草が生えるのは深水だけの問題ではない場合もあるそうです。