冬は生育期間がハウスでも長いために倍の栽培面積が必要になってきます。そこで丹波では路地を活用します。
本来なら7月頃から徐々に畝を立ててマルチを張るのですが、今年は作業の都合や天候不順で9月までに5反(0.5ha) しかマルチが出来ず、このままだとマルチをせずに播種した場合、生育しても雑草に負けてしまい収穫できない恐れが出てきました。
苦肉の策として土壌消毒剤(バスアミド)を使て雑草の被害を最小限に抑えることを思いつき使用、
「バスアミド」はガスを発生させ土壌を殺菌します。この時期なら2週間か20日でガスも抜けるので、ぎりぎり1月収穫の作物(基本的に赤物の非結球レタス)の播種に間に合います。
3日までに約5反のバスアミドを施したマルチができ一安心です。後5反マルチ予定、
壬生菜に関してはレタスより生育が早いのでマルチせずに毎年6反播種します。路地の栽培面積は、冬場は約2町1反(2ha)となり、3月初旬まではハウス、路地を合わせて通常の発注数量が出せることとなります。それでも後5反は欲しいところです。
「バスアミド」を施した圃場、
朝、面白い光景を目にしたので写真を撮りました。
燃えているわけではなく、パルプ会社からでる水蒸気の煙に朝日があたり、辺り一面が燃えているような光景になっております。
このような光景は都会では見れないと思います。少し自慢が入りましたごめんなさい。