私は、小さい時から落ち着きのない子、学校の通信簿でもよく先生のコメントに書かれておりました。集中力がない、いろんなことに気が散る子でしたね。
今日もそうでしたが、周りが大きい声で話をしていると耳が反応して聞いてしまうのです。当然、元々ない集中力が途切れてやるべき仕事のスピードが落ちてしまします。
もう退職されて人で私の隣にいたYさんは、私が話しかけても気が付かないぐらいに目の前の仕事に集中しているのです。いつもうらやましく思っておりました。
この前、NHKの『人生レシピ』という番組を録画していたので観たのですが、その時のタイトルが「こころすこやかに～」
その中で、マインドフルネスという瞑想によって自分と向かい合うというやり方を紹介されており、要はすべてにおいて意識を向ける。例えば呼吸一つにしても、花から息が入ってくる感覚、おなかの動き、呼吸の動作にかかわるすべてのことを意識する。
持った時の湯呑の感触、湯呑に入ったお茶を持ち、湯呑の中の揺れを感じる。飲む動作の中で茶の匂い、口の中に入ってきたお茶の温かさや渋み甘味、などを感じる。
最近、私の人生明日終わるかもしれないと強く思うようになってから、食事をする時、口に含んだ感覚、かんだ時の感覚と味を楽しむようにしております。食事に集中すると不思議と家族や友達の話が耳に入りにくくなります。
いいのか悪いのか、そのうち友達から食事に誘われないようになるかも、
いま考えたのですが、キーボードを打つ時の感覚、ペンを持った時の感覚を楽しんでみたらどうだろうか、明日、試してみます。
