三宅基之のブログ

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絶対音感

NHK朝の連続テレビ小説『エール』の主人公、祐一は楽器も使わず曲を作るのです。

昭和の大作曲家、古関裕而さんがモデルで、彼が作曲した曲はそのままドラマでも流れます。独学で作曲を勉強してクラッシクの作曲コンクールで2位を取った努力家、

夕食の時、彼女に絶対音感がある人は、「頭の中だけで作曲できるんやな」というと、いつものように「そんなんなれたらできるんちゃうん」、

友達で(後輩)大阪音大を出て先生になったのが2人いるのですが、2人とも絶対音感があるのです。M君は、いろんな音、例えば電車の揺れる音やブレーキの音が頭の中に色として出てくると言っていたし、もう一人のN君は直接音符で出てくるそうです。

N君の家にはグランドピアノがあってよく彼に曲を弾いてもらっていたのですが、ある時N君に「N、即興で曲を作ってぇいや」といったら、その場で綺麗なメロディーを弾いてくれたので感動したのを覚えています。

またM君には「「星に願い」をトロンボーンように編曲してくれへんか、友達の結婚式で吹くので」といったらその場で作ってくれたのにはびっくりしました。ピアノでも使って作るのかなと思ったので、やはり絶対音感のある人はすごい。

しかし、私でも鼻歌で曲を作ったりしています。綺麗なメロディーラインを作るにはやはり才能がいると思いますが、彼女の言うように、その曲を頭の中で楽譜に替える訓練をすれば楽器がなくても作れるのではと、ふと思ってしまったのは浅はかなことなのか、

でも世の中の音が音符や色で出てきたら頭が変になりそうで、私は絶対音感の才能がなくてよかったと思っています。あくまでも負け惜しみですが、