阪急電者~片道15分の奇跡~、フジテレビで放送されていたので観ました。
阪急沿線今津線の宝塚駅~西宮北口まで片道15分、その間でいろんな物語が交差します。3年間付き合い結婚間際までいった彼氏を後輩に取られたOL、都会的な関学になかなか馴染めない地方から来た男女、関学に入学したい、社会人の彼氏と付き合ている高校生、子供の同級生の母親たちと無理して高級ランチなどに付き合っている主婦、学校でいじめられている小学生、息子夫婦とうまくいっていない老婦人、この人たちの物語が交差していく中で人々が成長していくのです。
ビックリしたのは、10年近く前の映画ですが、いまドラマや映画で活躍している人たちが多数出演されていることです。
中谷美紀、宮本信子、南果歩、戸田阿恵子、なんと有村架純、玉山鉄二、勝地涼、ちょい役で鈴木亮平、相武紗季
相武紗季さんの出身は宝塚、そして戸田恵子さんは神戸の灘区出身、当然二人とも阪急沿線の今津線は利用していたと思われます。
私は子供のころよく宝塚ファミリーランドに行ったし、高校時代のデートコースでも使っていたので今津線には思い出がいっぱい詰まっています。
極めつけは、彼女が社会人時代に甲東園に住んでいたので、付き合っている時は今津線を使ってせっせと彼女の家に行った思い出の沿線でもあります。あの頃はよかった。
今は?
この映画で一番印象に残ったのは、芦田愛菜の演技、この当時は4・5歳ぐらいだと思うのですが、なんて印象に残る子なんだと改めて彼女の才能には驚かされました。
久々に良い映画を見させていただきました。人にはいろんな物語があります。そしていろんな出会いがあり、その出会いで人生が変わることもあります。
人との出会いは大切にしたいですね。一期一会の気持ちで、