今年から季節限定ですが、自販機の種類が増えました。柿です。
秋だけの限定ですが、結構好評で毎年扱うことになりました。その担当は、今年入社したM君、彼の事は以前ブログで紹介した国際協力隊JICAでケニアに行っていた方です。
新人らしく電話の受け答えも非常に丁寧でなかなか好感度の高い彼ですが、しかし、少し変わり者、(誰でも変わり者といえば変わり者ですが、)それをジェネレーションギャロというのか、しかし、直属の上司は45歳ですが、その彼も変わり者だと言います。
変わり者の彼ですが、私にとっては可愛い後輩です。
そのM君が「三宅さん柿持って帰ります。柔らかいですが、紀ノ川柿と富有柿、紀ノ川柿を切ったらアッと驚きますから」ありがとうと言って持って帰り、早速切ってみました。
何じゃこりゃ、腐ってんか、早速、M君に電話、開口一番「腐ってるでしょう。」え、「嘘です。渋抜きをした柿です。忙しいので後はグルって下さい」うるさいと言いながら電話を切って食べたのですが、非常に見た目より甘くて感動しました。
調べてみると平種無柿の渋柿を青い時期からアルコールを入れた袋にかぶせ、途中で袋の下を破るのですが、完熟するまで袋をかぶせたままにしておくと渋が抜けて甘くなります。糖度16度から18度、確かに甘かった。
価格も高く高価な柿です。
もう一つ残っているので家族の前で切ってどのような反応を示すか明日の朝が楽しみです。
M君ありがとう。