朝、8:30分の上映で『すばらしき世界』を観てきました。
人生の半分近くを鉄格子のなかで過ごし、13年務めた刑務所を出てくるところから物語は始まります。
いろんな人達の力を借りて校正を試みる物語、役所広司の演技はもちろん中野大賀の演技が光っており、彼の演技で目を濡らしてしまいました。
まだご覧になっていない人もおられますので、内容に関しては詳しくは書けませんが、
考えさせられたのは、人はなかなか変われないということ、私もその一人です。
変わるためには映画のように根気よく付き合てくれる人が必要です。
極道から校正して、真面目に社会に順応している人がたくさんいます。その人たちのが必ずいうのは、人に恵まれた。
このことは、人の人生において、誰と会うか誰と付き合うかによって人生がいい方に向くか、悪い方に向くか決まる。
改めて人とのかかわりについて考えさせられた映画でした。
映画の原案となった小説です。