競泳日本選手権で4冠を達成した池江璃花子選手、
2年前に急性リンパ性白血病で競技生活から離れ、闘病生活に、私は初めて彼女の病名を聞いた時、例え復帰しても競技としての水泳、大会に出れるのは3年後ぐらいだと思ていました。
多分世間の皆様も同じように思っていたのではないでしょうか、池江璃花子選手自身もそう思い次のオリンピック、パリ大会を目指していたのでしょう。
昨年、退院後初めてプールに入った時の映像を見て本当に完治したのかと思うほどやせていて、体重が戻り、体力がついてからでも復帰は遅くないと思ったのですが、
それが何と4冠、その内バタフライでは、メドレーリレーの選手として東京オリンピック出場内定、そして自由形でも400mリレーのメンバーとしてオリンピック出場内定、
「なんてこった」だれが予想してたでしょうか、
100mバタフライで優勝し内定が決まった時の彼女のインタビューにグッときました。
抜粋ですが、
「すごくつらくてしんどくても、努力は必ず報われるんだなと思った。今すごく幸せ」
よく聞く言葉ですが、涙ながらに語ったこの言葉は、彼女にとって心の底から出た言葉だと思います。
闘病生活のつらさ、治療の苦しさ、そして将来への不安、1人で枕を濡らした日も相当あったと想像できます。
そして復帰してからの練習、支えは、大好きな水泳が出来るという思いやサポートしてきた家族や仲間、関係者方々の応援でした。
いろんな人々の支えがあったからこそ、努力することができ結果を残したと思います。
国民全員が彼女の事を応援していると思います。彼女のこれからの活躍が楽しみです。