以前から書いてますが、ふだん草のデトロイトの種子には、大きく分けてダークとルビークイーンの二種類があり、ルビークイーンは昨年からほぼ入荷がありません。
入荷がないと言うより、検疫に合格しないからです。理由は「赤さび病」、日本にはない菌ということで検疫を厳しくしているからです。
じゃなぜダークデトロイトはある程度入荷するのか、いろんな説がありますが、正直わかりません。
ただ、ダークはデトロイト独特の茎の赤い色が夏場に出ない。栽培から言うと11月~3月の4ヶ月ぐらいで、特に夏場は色が出ないため葉はとしての価値が下がります。
しかし、根の部分は甜菜といって砂糖の原料になるんです。(本来、デトロイトは葉より根の部分を使用します。)
それに比べてルビークイーンは一年通じて色が出ます。だから生産者さんはこの種子を使うのですが、その種子が検疫に合格しない。
これまで横のつながりで仕入れたルビークイーンが、長くて10月で在庫が切れます。
でも、前から入荷したら分けてもらえる約束をしている会社から、通関がきれたと連絡が数日前にあり、これで来年の秋までの種子を確保することができます。
やはり、横の繋がりは本当に大事です。そのためには人の頼み事や困っていたら進んで力になることが大事ですね。
人生に言えることです。