若い社員から午前中に1本の電話が入りました。
それは、熊本の生産者の方が亡くなられたという悲しい知らせ、ハウスで亡くなられた状態で見つかったらしいです。
確か年は38歳ぐらいだったと思います。
彼との出会いは、ベビーリーフを栽培してくれる生産者を探しているときに、他の生産者の紹介で会ったのが最初、それからは熊本に行くたびに夕食を取りながらいろんな話、主に農業経営や栽培に関して熱く語り合いましたね、彼の栽培方法に感嘆したことを昨日のように思い出だします。
昨年結婚して11月末に女の子が生まれたことを、生まれたばかりの子供の写真と親になった喜びをLINEで送ってきた彼が、その時のLINEを見返すと悲しくて涙が出てきました。
今年に入って2回ほど電話で話をしましたが、とても元気で、「子供がやばいくらいかわいいです」と言ってた彼、「誰から日本一美味しいスイカやショウガを買ったらええねん」
奥さんからも電話があり、ご丁寧なあいさつを頂きました。彼との思い出話をしているとその時のことが思い出され、思わず涙声のなり、緊張していた奥さんも堰を切ったように涙を流されている様子が電話の声でわかりました。
子供も生まれたばかりで、悔しいでしょうね。たまらないと思います。
私ができるのは、心のこもった言葉をかけることしかできません。それしかできません。
遅かれ早かれ私もそちらの世界に行きます。その時は一緒にスイカやショウガ、ベビーリーフを作りましょう。
生きている限りあなたのことは忘れません。少しの間休憩していてください。