三宅基之のブログ

エム・ヴイ・エム商事株式会社  生産管理課 三宅基之の毎日ブログ

ゴルフの練習

山の街ゴルフガーデンに朝6時から練習に行ってきました。

理由は、会社の後輩、一度ブログでも書きましたが優秀なT君が、今年初めてゴルフに行ったそうです。何とスコアー110 彼は平均80台ですので、ド素人に逆戻りです。実は、今年一年プレーはしないと決めたのですが、悩んだ末、明日開催される(10年以上続いている)33会に参加を決めました。(33会は年2回開催、6月と12月の第一日曜日と決まっております。)私も今年初めてのプレーなので、MVMで一番上手なT君のスコアーを聞いてしまったので、練習に行ったしだいです。

案の定ドライバーが全て曲がり、真っ直ぐに飛びません。3番ウッドが何とか使えそうなので、明日はドライバーを捨てて、、ティーショットはすべて3番ウッドで行きます。

本来ゴルフは社交の場でもあります。スコアーも大事ですが、友達との交流を深め、楽しい一日を過ごしたいと思います。

私は相変わらず意思が弱いですね、今年はこの1回で終わりにします。と言いながら・・・・・・

景色

黄金色に輝き収穫を待つ麦、田圃に移った山々、見上げれば、餌を探して悠々と舞うトンビ、しばし見とれてしまいます。

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いいでしょう。

日に日に山南町が好きになっていく自分がいます。

これからどんな景色を見せてくれるのでしょうか? ワクワクしてきます。

丹波野菜工房の関係者の皆さん、山南町のすべての生産者さんの方々に感謝です。

いつもありがとうございます。

 

叱る。

私は、小さい時から良く親父になぐられました。それも急に殴られるので訳がわかりませんでした。それが原因かどうかわかりませんが、友達とケンカをすると口より先に手を出してしまう。負の連鎖ですね。

よくおふくろが殴られているのを見てきたので、結婚したら嫁や子供にはどんなに腹がったてっも暴力は振るうまいと心に決め、今に至ってますが、今や嫁と子供の強いこと強いこと、私の一番の武器はできるだけしゃべらない。どこに地雷があるかあるかわからないので、家族で食卓を囲むときは、無駄口をたたかず、さっさと食事をすまして自分を部屋にもどります。世のお父さんたちはどうでしょうか?

若いころは、先輩や上司に良く叱られました。お客さんを接待した時の気のつけどころ、例えば、お客様から上着を預り衣文かけかける。周りに目を配り、グラスにお酒が入っているか、灰皿は近くにあるか、取り皿は換え頃か、新しいお絞りを頼むとか、お客様を呼ぶときは必ず役職名をつけるとか、今思えば常識的な事ばかりですが、何かにつけて教えていただいてと思います。ただ、理不尽なこともあったのは確かです。私もひよっとして、若い社員に知らず知らず理不尽なことをしてるかもしれません。(汗)

最近、怒ることは出来るだけなくすようにしております。

怒るという行為は、「なぜ俺の言ってることが理解できない」など、自分に対しての事で、叱るは、先ほど例に出しましたが、「今後社会人としてお前が恥をかかないように」という相手の事を思っての行為、時々、怒りたくなることが起こります。「なんで分からへんの、なんで言ったことをささっと行動に移さないの」全部自分に対しての事、何かあった場合は、叱ってる意味を説明しながら話をするようにしております。大きな声を出しても意味がありません。

嫁によく言われるのですが、夫婦喧嘩になった時、私は声が大きくなります。すかさず嫁は「大きな声を張り上げたら、ええちゅうもんちゅねんで、」嫁が言いたいのは、何の解決にもならないということです 。

私も還暦まじかになって成長しました。それにつけても嫁はえらい!

 

問題に気づく能力

考えないことは、非常に楽です。言われたことだけを淡々とこなしていれば良いので!

しかし、そこで起こっている問題に対して、考えない人たちは、気づきません。与えられた仕事の意味、なぜこの作業をしなければならないか、それすら理解できてない。

ではどうしたらみんなが考えて仕事をするようになるのでしょうか?

私が思うに先ず一つ一つの作業(仕事)がなぜ必要か、どう次の仕事に繋がるのかちゃんと説明する。できればすべての作業工程を一人で行ってもらい、指導してもらった事を実行、検証、是正するように持っていく、俗に言うPDCAを回すように習慣づければおのずと考える癖がつくと思います。(農業に関して)

あと、作業員のモチベーションを上げるには “社長は壮大な将来のビジョンを社員に熱く語らなければならない。” と私は思います。

 

考えない社員を作り出すのは会社です。稲盛先生流に言えば、「会社のシステムがおかしい」と言うことになるのではないでしょうか、

 

現場

丹波野菜工房に来て感じたことは、思ってた以上に当たり前のことが出来ていない。

異物混入に関して、丹波野菜工房のベビーリーフで作ったミックスで顧客からクレームがあった際、兵庫県ビーリーフ組み合の会議で、農産物をバッカンに移すときには収穫かごをひっくり返さない、最後まで手で移すと手順書に記入したのに現場では、私の目の前で収穫かごをひっくり返して移しておりました。「あちゃ~」です。

要するに5Sでいう躾が出来ていない。それ以前に組合の会議で決まったことを従業員につたえてなかったのか?社員教育が出来ていない。

これはほんの序の口、しかし今までの事を書いても仕方がないので、これからの事をみんなで話し合って実行に移していきます。私が答えを出すのではなく丹波野菜工房の職員が自分で考え行動し、検証し、だめなら新しいやり方にとらいする。

この繰り返しが彼らを成長させると思います。

これから今以上に丹波野菜工房はよくなります。

『キングダム』に学ぶ

佐藤優著 原泰人原作 “武器を磨け弱者の戦略教科書『キングダム』”

武器を磨け 弱者の戦略教科書『キングダム』 (SB新書)

を読みました。

キングダムという漫画を通じて人生の戦略を考える1冊です。

この本の中で私がなるほどと思った文章は、魏軍の総大将廉頗大将軍と秦軍の総大将蒙聱大将軍が戦う場面で、300人将の信が草原を歩いていると寝転がってるおじいさん(蒙聱)と信が言葉を交わします。

蒙聱がいいます。「若い頃にケンカで一度も勝てなかった相手と爺になった今、もう一度ケンカをすることになった。しかもその相手は老いるどころか絶頂期の強さだと打ち明ける。」 大将軍の蒙聱は「深刻じゃろ」という。「話を聞いて、しばし考えていた信は「悩む意味がまったく分からん」と言い放つ、全敗を喫している化け物じいさんともう一回戦えるっていうはなしだろ、やっぱりやったじゃないか!だってこの後に及んでじーさんに一発逆転の好機が生まれたって話だろ!」「ケンカってのは最後に立ってた奴の勝ちだ。次勝って勝ち逃げしてやれよ。そうすりゃじーさんの総勝ちだ」

 有名な場面なので『キングダム』を愛読している人は、良く知っていうると思います。

私は、この文章の中で、前向きな考え方と「ケンカは最後に立ってた奴の勝ちだ」という考え方、ぐっときますね。

仕事も目標もケンカと一緒です。あきらめずに最後までたっていたものが勝ちです。

良い本をありがとうございました。

 

伝える力

録画していた「奇跡のレッスンハンドボール編 前編・後編」を見ました。

今回のコーチは、デンマークで育成部門の総責任者であるソーレン・シモンセンコーチ、レッスンでソーレンコーチが、学校の授業を参観するのですが、事業の途中で質問するのです。「この授業を行う意味を子供はわかていますか?」先生はこの質問の後、この授業の意味を例へを交えて丁寧に説明、コーチは言います。「一方的に与えられた情報は10%しか頭にのこりません。より深く学ぶためには、コミュニケーションを大切にした方が良いと思います。そして自分で学びたいという気持ちが大切」

ハンドボールには200種類もの戦術ある為、お互いのプレーを確認しながらコミュニケーションを取らなければ点が入らないスポーツ、選手間のコミュニケーションが非常に大事になってきます。                                         

コーチは言います。「リーダーは皆の手本となり、目標の達成を手助けする人です。だから声を出してコミュニケーションを取らなければならない。たとえプレーがそれほどうまくなくても対話ができる人をリーダーに選ぶべきです。仲間と対話できる人こそリーダーになれる。」指示された動きは実践では役に立ちません。いかに自分たちで考えて、声を出し合い、協力しあわなければ点につながらないかということをコーチは教えていたのです。

当然、生徒たちは一週間で見違えるほど変わります。コミュケーションによってチームに一体感ができたのです。

会社も一緒ですね、コミュニケーション能力の高い人、積極的に仲間と関わろうとする人がリーダーの部署は一体感があります。

今回も番組でいろんな事を学びました。

NHKさん、良い番組を観せていただきありがとうございました。