映画『空母いぶき』を観ました。
日本は戦争をしない国と公言しています。
しかし、我が国の主権が犯された場合は専守防衛の考え方らか、総理大臣が防衛出動を発令して自衛隊は自国を守るために戦います。
この映画は、日本の島が他国に占領されて、それを奪還するために自衛隊の空母いぶきを中心とした護衛艦隊が活躍するものがたり、あくまでもフィクションですが、
今回、ロシアのウクライナ侵攻を受け、市民が戦っている姿とリンクして国を守ることに関して考えさせられました。
この映画の中で『空母いぶき』の艦長と副艦長のやり取りが印象に残ったので抜粋します。
艦長:自衛隊のハードルを越えなければならい。
副艦:ハードルとは
艦長:我が国の主権を犯そうとする者に対して、正面から立ち向う覚悟だ、だから逃げ
ずに国を守る覚悟と力を見せる。
副艦:確実に戦死者がでるぞ、創設以来戦死者を出したことがないのが自衛隊の誇りだ
艦長:違う、我々が誇るべきは、自衛隊に戦死者を出していないことではなく、戦後何
十年の間、国民誰一人として戦争の犠牲者を出していないことだ
国民を守るために死ぬのなら自衛官として本望だろう。
作者の意図はどうであれ自衛隊員は国民を守るために活動していると言うことです。
ウクライナは国の主権を守るのに侵攻してきたロシアと戦っています。市民も一緒になて強い意志と覚悟を持って戦っています。
評論家が市民が犠牲になているから早く戦争をやめるべきだという。当たり前のことだ、話し合って、あたり前の事だ、誰がウクライナの主権を守るんだ評論家の方々が守るのか、日本国民がウクライナの方々に出来ることは移民の受け入れそして(法整備を整えているようですが、)住居と働き口の世話をして生活を支える事しかできないのでは、主権が戻るまで、
映画の最後に奪還した島に向かうときに艦長が命じます。「温かいおにぎりと味噌汁を用意するように、先ずは食事だ」