三宅基之のブログ

エム・ヴイ・エム商事株式会社  生産管理課 三宅基之の毎日ブログ

丹波野菜工房の恩人

熊本のO社長が神戸にきました。

目的は、当社と今後の取引を話し合うためです。

彼は大学でも講義をしているため、今回は日帰りで来られたのですが、丹波野菜工房の技術指導もずいぶん前からして頂いており、久しぶりに丹波へもお連れして圃場を観ていただきした。

というのも、私が見る限り昨年より圃場の状態が悪いので、そのことをO社長に話をしていたので同行してくれたのです。

案の定、見立ては私と同じようなものでした(少し得意顔)。内容は書くことができませんが、すべての圃場がある菌に犯されており、菌を抑える方法を教えて頂いたので、3月頃から行動に移すようにしていきます。と言っても私がするわけではありませんが、

O社長ありがとうございました。これからも宜しくお願いいたします。

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今日もきれいな朝焼け、半分しか見えておりませんが、

ルールを守らない人

私は、基本的に気が短いです。

しかし、ここ数年、人に対して我慢強くなりました。というより感情に任せて怒った所で大きなエネルギーを使う割には大した効果はありません。

会社においてルールで決まていることをしない人が何人かいます。以前の私であれば頭ごなしに起こっていましたが、今は粘り強く注意をし続けております。でもでもです。その場だけ「わかりました。ちゃんとします。」という軽々しい返事がかえってき、案の定、前と一緒の行動、忙しいのはわかりますが、

「ええ加減にせえよ」と怒鳴りたいところをぐっと我慢して、なぜ、ルールを逸脱した行動はいけないかを説明して、守ることを促すのですが、全く効果なし、ええ加減キレようかと思うのですが、それをしたら私の負けです。

その人が行うルールを逸脱した行動を絶えず注意し続けることしかないのです。わかってもらえるまで、

明日は行動が変わっているかな、期待してます。

契約農家のGAP認証検査

私が指導した生産者が本日ASIAGAPVer2.1の認証審査を受けました。

審査を受けた圃場は、GAP担当でASIAGAPの指導員でもあった担当者が突然退社したため(このことは以前書きました)、GAPの事は何も知らない新しい担当者たちが、いちから勉強し頑張てGAPに取組み、審査の日をむかえました。

私は指導員としてかかわってきたのですが、途中に担当が変わったために不十分な指導に終わり、大変責任を感じております。しかし出来るだけのことは伝えたつもりですが、

結果は、私が想定したのより是正個所が多く心配したのですが、是正個所を直して審査会社に提出すれば認証がおります。

あなた方が仕事を終えてから、どれだけの時間を使って認証審査に向けて準備したか、仲間たちが一番良くわかっていますよ。

ただ、これで終わりではなくこれからが大事です。言っていることはわかっていただけると思います。

本当にご苦労様でした。

 

目の病気

緑内症予備軍から進化か?

家族で通ている眼科があります。この眼科の事や緑内症の予備軍の事は、何回かブログで書いております。

3ヵ月ごとに定期健診にいっており、今日は、定期検診ではないのですが、両目のメジリに炎症が、特に右目がひどく目やにがべっとり、目に違和感があるのでつもの眼科に

結構混んでおり、1時間ほど待って診察室に、いつものように視力を測り、次に眼圧を測ってから診察、先生にとっては何気ない一言が、私に取ってはこれからの人生が大きく変わるかもしれない一言、「この炎症が以前もあった。もし頻繁に炎症が起こるようであればがんの可能性も考えなければなりません。二種類の塗薬を出しますのでまた2週間後に来てください。」

一瞬、失明の文字が脳裏に浮かびましたが、すぐ消えました。今悩んでも仕方がないので2週間後の経過を見て先生が精密検査をするかどうかを考えるでしょう。

人生には、思いもかけないことが良く起こります。その時にどのように考え行動するのか、大事です。

最近思うのは、無駄な時間を過ごせるのは若いものの特権だということです。

私は明日も一日、悔いのないように生きます。

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朝焼け、 

新人研修最終日農場

謝らなければなりません。新人のM君がエチオピアに2年農業指導で行っていたと書きましたが、ケニアの勘違いでした。ごめんなさい。

丹波野菜工房での研修も今日で最後、最後の日は、必ず丹波野菜工房の従業員達とお昼ご飯を食べます。その時に盛り上がった話は、アイドルで誰が好きだったか、食事のメンバーは20代、40代、50代、60代(私)、20代後半は、モー娘、みんなで曲に合わせて踊ったらしいです。40代は、アイドルには興味がなっかたということでなし、50代はキョンキョン松田聖子、そして私、山口百恵桜田淳子森昌子、同い年のアイドル、そして、女優の大竹しのぶ

年代が違う人とこのような話をするとたいがい盛り上がりますね。その当時流行した歌、ファッション、家電等、思い入れとかが違うので大変面白いです。

その一方、友達の店に集まる同級生たちとの交流も面白いです。でもしかしが付きます。みんなとわいわい楽しいのはいいのですが、「もっと未来の話をしようよ」とも思います。

偉そうに書いている私が未来を語れる資格があるのか、これを読んでいる後輩たちは「ない、ない、」と言っているかもしれません。(汗)

話がそれましたが、M君研修ご苦労様でした。

土づくり

 

土質、気候、水等によって同じベビーリーフでも栽培方法が変わります。そして同じ気候、土質でも生産者によって作り方は変わります。

先週熊本出張の時に食事をともにした生産者は、先ず堆肥作りが違います。産廃業者から広葉樹の木くずなどを買い、それに不良品の豆を入れて発酵させ最低でも3年以上5年は寝かせて堆肥を作ります。5年もなってくると最初の半分以下になるそうです。

置く場所が5年分いるので大変ですが、空いている土地は幸いにも多いので毎年作っているとのこと

彼曰く、「広葉樹は、ミネラルが多いので堆肥としては非常によい、針葉樹はミネラル分が少ないので堆肥としては不向き」と言ってました。

 

彼はこの堆肥で土づくりを長年してきており、この土づくりに自信を持ったのは、昨年初めてスイカを作り、その後すぐにこれまた初めてメロンを作ったのですが、近所のメロン農家たちは、「スイカの後は土壌消毒をしな、メロンができない」といったらしく、天邪鬼なかれはスイカの後即メロンの定植をしたのです。なんと枯れることもなく3反で5000個のメロンを収穫、それも大玉、糖度14度前後、目標は16度に持っていきたかったらいいのですが、

このことからこの堆肥を使っていて正解だったと、5年めで検証できたそうです。すごい話ですね。

この生産者の事に関してもう少し書きたいこともあるので、それは次回ということで、

晩酌

良く飲む酒は、ウイスキーです。

昔は、ビールを飲んでいたのですが、NHKの朝ドラ「マッサン」の放映される1年前に余市に行き、ニッカウヰスキー余市蒸留所を見学させていただいた時からウイスキー党に変わりました。

その時、試飲で余市ウイスキー16年物を飲んだ時、美味しいと純粋に思いました。その当時の価格は16年物で¥5000代だったと思います。余市ウイスキーは¥3600前後、竹鶴で2千円台後半だと記憶しております。それも5年ほど前の話です。

現在16年物というのがあれば1万を超えていると思われます。普通のシングルモルトで¥6000ぐらい、なんと倍以上の価格がついており、投資の対象になっていると新聞の記事に載っておりました。

昨年4月に久しぶりに余市蒸留所を訪れた時、案内嬢が言うには通常余市では仕込みは年2回、しかし私が訪れた前の年から年3回の仕込みに増やしたそうです。それも昨年の仕込みが飲めるのは16年先、私が「生きているかどうかわからへんや」というと、同行していた若い衆が、「三宅さん墓前にそなえますから」「やめてくれ~」と言ったのを昨日のように思いだします。

今日は丹波サントリーの角を飲んでおり、家ではブラックニッカのクリアです。

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超庶民的です。せめて竹鶴かサントリーのローヤルぐらいは飲みたいものです。彼女に頼んでも拒否されるのが嫌なので我慢です。