三宅基之のブログ

エム・ヴイ・エム商事株式会社  生産管理課 三宅基之の毎日ブログ

観客の高齢化

先日、神戸新開地の喜楽館に行った話をかきました。

観客の多くがお歳を召した方で、娘は32歳ですが客の中で一番若かったと思います。

最近よくクラッシクのコンサートにも行きますが、特に定期演奏会はお歳を召した方が7割以上、いや8割以上、私もその一人ですが、

また。日本の伝統芸術、歌舞伎の顧客も高齢化で観客が減っているとラジオのニュースで聴きました。

いかに若い人たちにクラッシク、伝統芸能の良さを伝え残していくか、

業界ではいろんな試みをしています。クラッシクではキッズオーケストラを作って次世代の演奏者を育てたり、ピアニストの清塚信也やバイオリニストの高島ちさとらがバラエティー番組に出ることによってクラッシクへの入り口を広くする活動をしています。

確かに彼らのコンサートは顧客でいっぱいになっていすが、さあ~クラッシク全体を押し上げるような活動になっているか疑問です。

歌舞伎では一幕見と言って観たい演目だけを観るシステムを取り入れて初めての人にも敷居を低くしたりしています。

ただ、才能があっても親族でないといい役をもらうことができません。昔に比べてだいぶん変わってきていると思いますが、

少子化は対策が急がれていますが、対策の成果が出たとしても人口がピラミッド型になるには50年以上かかると私は思っています。

今後は客の奪い合い、いかに良質な音楽、至高の芸を披露し続けることができるか、後継者の育成、それにかかる費用、若者を魅了する新しい企画が必要ですね。

急がなければ年ごとに観客が減っていくことになるでしょう。