台風10号が中国地方を横断しました。
大型台風ということで九州の生産者もハウスを閉めて対応、もちろん丹波野菜工房も夕方からハウスを閉めました。問題は、閉め切った後、台風が通り過ぎてすぐに晴れたら最悪の状態を迎えます。
たっぷり水分を吸った葉が急激な気温の上昇で蒸散が追いつかず倒れてしまうのです。
恐れたいたことが起こったのは、台風が通り過ぎた後、晴れてしまったのです。当然葉は倒れます。
直接的な被害はなくても農業の場合は間接的な被害が非常に多い、いろいろと対策を立てるのですが、根本的な解決にはなっていないのが現実です。
これから本格的な台風シーズンが始まります。直接的な被害に備えるのも大事ですが、いかに間接的被害を極力抑えるような工夫が必要になってきます。解決ではなく抑える努力です。
自然に勝つというおこがましい考え方ではなく、自然に逆らわない方法で抑えられるかを生産者の皆様と考えていきます。
世の中から災害よなくなれ~と思うのは私だけでしょうか、