今の会社に生産管理として入社した当時、これから取り扱うベビーリーフの栽培に関して、勉強するために各生産者に足繫く通ってました。
その当時の生産者の皆様には大変お世話になり、その中でもY農園の奥さんは、行くと「お疲れ様」と言って必ずコーヒーと茶菓子を出してくれたのを昨日のように覚えています。
その奥さん(お母さんと呼んでます)ががんで8月に亡くなりました。家族葬と言うこともあり、ちゃんとおわかれが出来ないままでした。そこで息子さん(現Y農園の経営者)に無理をいって家に訪問させて頂き、ご仏前に線香をあげ、お世話になったお母さんとちゃんとお別れすることが出来ました。お母さん遅くなってすいませんでしたね。
お父さんが言うんです。「いつもそばにいる妻がいないのは寂しい、圃場から家に帰ってもまだいる感じがしてな、」その気持ちわかります。しかしその寂しさから逃げることはできません。
解決策は、時が経つことしかないと思います。
昔のようにお父さんと生産に関して色んな話をしたいのですが、今のところ仕事が現場なのでかないません。
お父さん元気を出して農作業を続けてください。休みの日に時たま遊びにいきます。
その時は栽培に関していろんな話をしましょう。