連続テレビ小説『おかえりモネ』の中で、「森は自然のダム」というようなセリフがありました。そこで思い出したのが、牡蠣の養殖業者の畠山重篤さん。保水力とはあまり関係ありませんが、
森は栄養豊富な水を生み、その水は川になり海に流れていく、そして魚が海に戻ってくる。この考え方を実践したのが畠山重篤、
1989年から山に広葉樹の植林を始めて、数年後、家庭排水などが流れ込んで最悪だった海が栄養豊な海に変身し、丸々とした牡蠣が育つようになるのです。
そしてこの活動を「森は海の恋人」と言って全国に進めていきました。すごい人です。
今回、熱海で起きた土石流は盛土が原因と言われております。
盛土は市が許可した。市は許可した重量をはるかに超えた盛土がなされていたという。じゃ、許可した重量では土石流が起きなかったのか、その検証はしたんか、人災です。
被害者の方々はたまったもんではありません。
全国で起きて居る土砂災害や水害、極端に言うとすべて人災だと思っています。
このことは全世界的なことで、それを何とかしようということでSDGsを進めているのでしょう。
それにしてもまだ多くの行方不明者の方々がおられます。一刻も早く発見されること心よりお祈りしております。
