阪神淡路大震災、発生から27年を迎えました。
地震が起こった日の事は一生忘れることはないでしょう。あの朝、体が跳ねるような縦揺れとその後の強い横揺れ、いつまで続くのかと思ったほど長く感じたことはありません。
家から近い湊川2丁目付近は火災で建物がほぼ消失、家の近くまで火の粉が飛んでくるくらいで、幸い私の家は火災を免れましたが友達や後輩の家は焼けてしまいました。
昨日のように思い出されます。
ご家族や親族、親しい人が亡くなられた方々にとっては、つらい一日です。でも忘れてはいけない一日、この日は我が家ではストックしている缶詰を頂くことにしており、昨年結婚した次女の所も夕食は缶詰にするそうです。そして新しい缶詰を補充する。
必ず来る災害に備える日でもあるとともに、生きているだけで幸せを実感できる日でもあります。
ガスがなかなか通らず遠くのお風呂さんに家族でいった時、ジュースを子供たちと代わりばんこに飲んだ帰り道に感じた幸せな気持ちは、あれから27年たった今もあの時以上の幸せを感じたことはありません。
改めて彼女を大切にしようと思いました。(しらじらしいと彼女から言われそうですが)
賞味期限が切れているものもありましたが、美味しくいただきました。
いつもの朝の風景、