以前、HACCPトレーナーの広場で講師の先生が「HACCPの内部監査で思うのは、チェックリストや手順書が多い事」と言っておられ、担当の方に「チェックリストや手順を増やさない方がいい」と助言するそうです。
チェックのためのチェックになるからだと私は理解しております。
と言いながら、新たな手順書を昨日作りました。
15日ほど前に、作業者が「手袋の中指の先が無くなっていた」と作業開始から1時間ほどしてから気がつき現場に報告、床や作業台の周りを探しても見つからず。
私と現場責任者で話し合い、作業を止めるまでの顧客ごとのパック数を調べてすべてのパックを破って検品、しかし、出てきませんでした。
その時に、検品した商品を廃棄に回し新たに作り直すか、ただし、配送の時間に間に合うか、この判断は、現場ではできません。
やはり部のヘッドの判断が必要となります。どこまでが現場の判断で動けるのか、連絡系統の整備と各担当者ごとで、どこまで対処するかなどをフローチャートにして作成、
この手順書と対策は今のところ必要です。
しかし、最後の判断は部の長が判断すると決めるだけで、後は現場で判断して報告実行すればいいだけの話、慣れてくればこの手順書はなくします。
2月に年一回行っている現場の基本ルールと手順書の見直しを行います。皆がもうできているルールは外してもいいかもしれません。