三宅基之のブログ

エム・ヴイ・エム商事株式会社  生産管理課 三宅基之の毎日ブログ

教育の一貫

録画していた『笑ってコラえて、吹奏楽の旅』完結編を観ました。

この企画の時は欠かさず観ております。

今回も3校の高等学校の吹奏楽部を通して、高校生達が2022年吹奏楽コンクール全国大会を目指して練習していく中で、仲間の絆や良きライバルに出合い成長していく姿が映し出されています。

この企画は、なんせ泣けます。完結編は3時間スペシャルですから高校生達の頑張る姿に5回以上は泣かされました。

ゲストととして出演していた世界で活躍する指揮者、佐渡裕さんが「中・高の8割に吹奏楽部があるのは日本だけ、レベルも相当高い」と言ってましたが、聴いていてすごいな~としか言いようがない演奏をする高校生たち、ただただ、すごいです。

しかし、学校の部活は教育の一貫として存在します。

コンクールで地区大会で金賞、そして全国大会に出場する高校は一握りで、顧問の先生の指導力がすべてだと私は思っており、常連校だからこそいい部員が集まりそしていい演奏ができる。

スポーツも全く一緒です。

目標をもってクラブ活動に頑張るのはいいことです。クラブは人間形成の場、そこに仲間との絆、これから死ぬまで付き合っていける仲間ができます。

私はブログでも書いていますが高校生の頃は吹奏楽部で、コンクールの県大会で金賞を目指していましたが、結果は3年間、銀賞か銅賞でした。

ほとんどの高校生たちは同じ結果だったと思うのですが、その時の仲間とは60歳を過ぎても定期的に会っていますし、こないだも一緒に能勢の流水堂に行ったりと一緒に遊ぶことも多いです。

指導者は、結果は大事ですが、その過程での接し方が非常に大事です。大学生、社会人になって自分では抱えきれない悩みにぶつかったときに話を聞いてくれる仲間、先生がいることがどれほど大事か、

今回、3校の顧問の先生達はすばらしい指導者でした。

全国大会に出られなかった高校生達に言いたい。いい先生、いい仲間に出会えたことがあなた達にとっての勲章、金賞だと思ってください。

私の歳になってくるとわかります。

余談ですが、来年の1月14日、兵庫芸術センター管弦楽団定期演奏会を聴きに行きます。指揮者は佐渡裕さん。

曲は『マーラー交響曲7番』正直、聴いたことがありません。どんな音を聴かせてくれるのか今から楽しみです。