三宅基之のブログ

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感染列島

妻夫木君主演の『感染列島』を観ました。

今コロナで緊急事態宣言を出すかどうかの瀬戸際に来ております。この映画はまさにウイルスの感染が日本中に広がり、いかに医者たちが戦ったかの話です。

映画の内容は割愛しますが、人工呼吸器が足りない状況で政府のガイドライン(2011年当時)で助かるか確立の高い人を優先するということで、医師が看護婦に「あの子供は多臓器不全で助からないから、人工呼吸器を外してこっちに持ってきてください」というシーンで、看護婦が「私にはできません」と言って断ると、女医が助からない人の人工呼吸器を次々と外していくのです。そして言うのです。「助かる命が優先です」

現実にヨーロッパやアメリカ、初期の中国ではまさにこのような状態であったと想像できます。まだ日本はギリギリの所で医療崩壊は起こっていないみたいですが、実は明日、医療崩壊してもおかしくない状況と聞きます。

そしてそこで戦っている医療関係者、映画でも医者、看護婦が感染して亡くなる人が出てきます。現実に起こております。そして医療現場ではマスクが足らないと聞いております。

政府も優先してマスクを医療者に届けているようですが、全然足りないみたいで、テレビでマスク不足を訴える医師もおられます。マスクだけでもいきわたるようにしていただきたいですね。

この映画の中で、ある女医が、悪性の脳腫瘍で亡くなった弟の好きな言葉を紹介します。

「たとえ明日、世界が滅亡したとしても、今日私はリンゴの木を植える。」

宗教家ルターの言葉、いろんな解釈があるらしいのですが、

「今自分に出来ることを精一杯やっていこう。」ということです。コロナで世間は自粛

、自粛で社会全体が淀んだ感じですが、気持ちだけは明るくいたいものです。それは朝の挨拶でもいいのです。マスク着用でも元気に明るく大きな声で「おはようございます。今日一日お願いいたします。」と明るく挨拶するだけで会社全体が明るくなります。と言っても事務所はテレワークの整備ができてきておりますので、現場の人達だけでも明るく挨拶をしましょう。

みなさん明日も宜しくお願いいたします。