三宅基之のブログ

エム・ヴイ・エム商事株式会社  生産管理課 三宅基之の毎日ブログ

端境が起きるかも

経験上、寒波が来て気温が日中で10度以下、最低気温が0からマイナスの温度になると作物の成長は極端に低下します。

特に最高気温5度前後、最低気温マイナス、そしてどんてんが続くとほどんど作物は動きません。今年のベビーリーフは2週間早く成長しているため、早めにすき込んで新たに播種しております。

クリスマス週に出荷されるのは年末・年始向けのベビーリーフで、このまま本格的な冬が来れば2週間前倒しで出荷されてますので、必ず端境ができます。

それは、ベビーリーフだけではなく、他の野菜も当然端境を迎えます。そうすると納入価格が決まっているベビーリーフの重要も増えるので、対応を間違えると欠品の可能性が出てきます。

担当者は生産者と絶えず連絡をとり、生育状況を確認しながら、一週間先、二週間先の出荷量を予想し営業スタッフに指示を出さなければなりません。

年末・年始が暖かければ他の野菜も出てきます。

これからが非常に難しい舵取りになりますので微力ながら私もサポートしていきます。

野菜の商売は、気候が大きく左右する(施設栽培、水耕栽培も左右されます)ので反対に言えば面白いかもしれません。

技術のある人、先の気候を予想できる能力を持った人は、このような時には強いですね。