廃棄ロスに関する2月分のデーターを分析して関係者に送りました。
分析というほどのものではありませんが、以前にも書きましたが数字を追っているとその時に廃棄量がなぜ上がったかがわかります。
そして、廃棄量が少なくなったことも数字で原因がわかります。
現象に対しての裏付けという意味でも数字を追っているといろんなことがわかってきます。例えば7月、豪雨や高温で生産量が落ち、尚且つ品質が悪い、当然選別するのですが、廃棄量が多く出ます。それにかかる人件費も多くなり、せっかくミックスしても商品がすぐにダメになり、クレームになる。
欠品は最後の最後の手段としてメーカーは行うのですが、その時、選別して最高だと思っている商品がクレームになるのであれば、良い商品がお客様のもとに届けられないのであれば、勇気をもって欠品にした方がいいのかもしれません。
難しい判断です。今年も豪雨、高温、台風が日本列島にやってくるでしょう。
それでもいい商品を届けるのがメーカの使命、数年前からのデーターを洗い直して、生産者さんと前もって対策を立て、共に戦っていきたいと思っております。
数字は嘘をつきません。
顧客は、誰もそんな商品を求めてはいない。