不平や不満を口に出す。例へ賢人といわれる人達でもあると思います。
ましてや私達凡人は、ことあるごとに不平不満を漏らしております。まだ口に出している間はいいのですが、内に秘めてしまっている人はあるときに爆発してとんでもない事やらかし、大問題になるケースがあります。
昔、食品工場で不満を抱えている作業員が農薬を持ち込み、その商品を食べた人が健康被害を起こした事件がありました。
以前このブログでも書きましたが、作業員が職場に関しての相談や意見は出来るだけ聞き入れ、改善できることは改善し、できない事はなぜできないかを説明して納得してもらいます。
それでも不満は消えないと思いますが、
作家の井上靖先生が「不満ばかり言っていると怠ける」という名言を残しておられます。確かに、
しかし、発明王エジソンは、「不満こそが進歩するための鍵である」という名言を残しております。どちらかというと「進歩する鍵」だと私も最近思うようになり、作業員が言っている文句や意見が、改善の糸口に繋がる場合もあるんです。
要は、「あの人に何を言っても一緒や」と思われたら何も言ってくれなくなります。
文句結構、悪口結構(私の場合だけにしてください)、どんな意見でも結構、内に秘めずに言いに来て下さい。
といっても作業員の方々は、私がブログを書いていることを知らないと思われ、この思いは届かないと思いますが、