三宅基之のブログ

エム・ヴイ・エム商事株式会社  生産管理課 三宅基之の毎日ブログ

コロナ感染急増の影響

感染者急増で社会に様々な影響が出てきております。

感染者が1人出ると家族が濃厚接触者になり、自宅待機となります。感染者は7日間、濃厚接触者は最大5日間の自宅待機、

在宅勤務が出来る人はいいのですが、現場で働いている人はその穴埋めをする人たちが必要になります。

人が不足してフェリーが欠航になったり、公共機関にも影響が出ており、工場など現場の作業は遅れが出ているとも聞きます。

最近は出来るだけ機械化(IOT)により無人の工場もでてきていますますが、投資に莫大なお金がかかるため、中小企業では今のところはマンパワーに頼りしかありません。

私達の加工場は野菜のミックスそしてパックが主な作業で、全自動の自動計量機を入れておりますが基準値±の幅が大きくどうしても人の手が必要です。

機械を入れて10年近くなりますので最新の機械を入れると、人の手が入らずパック作業は最少人数の2人で行けるかもしれません。実現するのは後5年以上かかると思っております。

しかし、これを契機に農業でもIOTが一気に進むと私は思っており、4年ほど前から自動耕運機が出てきました。1台1千万以上かかるので丹波では購入するのに後数年はかかるでしょう。

また自動刈り取り機や自動選別機の進化(問題は多いですが)、必ず農業は変わって行く、高齢化で待ったなしで変わらなければならない状況です。コロナから少し話がずれたような気がしますが、AIの発達で感染症などによる人出不足は解消されるでよう。

それは、人間自身の首をも締めるもろ刃の剣であることも忘れてはなりませんね。