三宅基之のブログ

エム・ヴイ・エム商事株式会社  生産管理課 三宅基之の毎日ブログ

感覚とデーター

私は生産者にデーターを取ることの大事さを言ってきました。

特に丹波の生産者には、

農業の場合は、その日の天気、外気温(朝、昼、夕の時間を決めて)を記録、ハウス内の気温と湿度の記録、播種の開始時間と終了時間、その時の天気、とハウス内の温度と湿度、地温、ハウス内の温度は播種から収穫まで連続で温度を取れるようにする。

播種前の打ち水(実施した日付、何時間水かけたか)の記録、播種後の灌水時間、途中灌水(日付と天気、気温、湿度の記録と灌水時間、途中根っこの状態を写真に撮る。

収穫日と天気、ハウスの気温と湿度の記録、収穫の時にも根っこの状態を写真に撮る。

試験に使っている菌体に関しての情報や肥料、その他の土壌改良材の情報を記録する。

最後に収穫のキロ数をアイテムごとに記録する。

上記に挙げた中には日報で記入しているものもあるので必要な情報は抜き出す。

あくまでも栽培に関しての試験や資材の有効性を検証するためのもので試験的に実施しているハウスに関してのデーターです。

勉強不足で上記以外にも記録しておく情報があると思いますが、上記を踏まえてフォーマットを生産者が作るのか、私が作るのか、たぶん私が作ることになると思います。

他のハウスのデーターは日報に書かれている情報で十分だと思います。

生産者は感覚的な話をする方が多い、感覚的なこと、非常に大事です。それとデーターを活用すればもっと生産に生きてくると思うし、ある程度の基本的なことはデーターを使って従業員に教えることが出来る。その後経験で感覚を養っていく、そうゆう意味でデーターを取って検証するのは非常に大事だと私は思っています。

 

いつもの景色、少し西の山並みをズームしてみました。この写真は11時頃撮りましたが、山並みがかすんでいるのは雨が降っているからだと思われます。

その後、雨が降ってくると思ったのですが、降ることはなかったです。なんか残念、