連休も最終日、(実は明日も会社は休みです。)私の大好きな作家高田郁の最新作
「あきない正傳金と銀」九巻が9月に発売されました。
高田郁の本はすべて読んでおります。
以前「あきない正傳金と銀」の8巻に関しての感想でワクワクしないと書きました。それも高田郁の本で初めて感じた事でした。(面白かったのですが、何か物足りなかった。)
しかし、9巻は面白かった。一気に読んでしまいました。
内容は、まだ読んでいないない人がいると思いますので書けませんが、主人公の幸が、女衆見習いから大阪の五鈴屋の7代目になり、江戸五鈴屋本店店主になる。
幾度となく押し寄せる災難や同業者からの嫌がらせ、身内の裏切り、そのたびに店が潰れる危機を迎えるのですが、幸は知恵をしぼり、周りの人たちと一丸になって苦難を乗り越えていく物語、
この物語で一貫しているのは、人を思いやるということ、それをあらわしているのが「買っての幸い、売っての幸せ」これは、買う人も売る人も幸せにするという五鈴屋の商売に対する信念、それだけではなく五鈴屋に関係しているすべて人たちに対して、幸せを分かち合う姿勢、
当社にも「当社にかかわるすべての人を幸せにする」とい信念があります。
会社の一員として貢献しなければと再度思いました。
高田先生、10巻を楽しみにしております。