『あきない世傳、金と銀』の新刊13巻が発売されました。この13巻が最終巻になります。
この本と出合って6年、最初の源流編を手に取って読んでからというもの続編が出るのが楽しみで発売されるとすぐに購入し、1日か2日で読んでしまうほど面白く時間を忘れさてくれる本でした。
高田郁さんには失礼ですが、８巻だけは正直面白くなかった。いや面白かったかもしれませんが、私だけが物足りなさを感じたかもしれません。このことは以前ブログで書きました。
高田郁さんの作品、「出世花シリーズ、みをつくし料理帖シリーズ、銀二貫など』を通して表現していることは、幸せは自分や店のためだけでなく係わるすべての人が幸せにならなければ、いや幸せにしなければならないと言うこと、それが商いであったり料理や死体のお清めであったり、物語に共通しております。
とうとう最終巻になりました。心して読ませていただきます。
