『あきない世傳、金と銀』最終巻読み終えました。
期待を裏切らないですね。
ただ、時間の流れを急ぎすぎたような気がします。フィナーレに持って行くためには中途半端にしたくなかったのが理由ですかね。
しかし、最初の源流編から最終巻までキーワードは「縁」、小さな縁を大きな縁にする。この物語では、小さな縁が大きな悪い縁にもしておりますが、
それは、相手の事を一番に考えて知恵を絞る。そしてすべてを自分の物にしない、仲間で分かち合う。そっして切磋琢磨してお店を大きくいていく。
では、私達のビジネスはどうか、「当社に係わるすべての人達を幸せにする」という会社の理念があり、各社員は実行しております。
丹波や兵庫の生産者がお世話になっている熊本のO社長は、自分の持ている技術を惜しげもなく伝授してくれます。ただ、仲間だからと言うことだけで、
このような性格なので当然縁を大事にするので、広い交友関係を持っております。
「お金は、後からついてくる。」彼のためにある言葉です。
最終巻を読んでしまってので、心にささる新たな小説に出会うことを願っています。