逆転人生というタイトルの番組がNHKで毎週放送されておりますが、今回のゲストは タケダ・サナさん、アメコミ・アーティスト、
彼女は小さい時に病気をしてからしゃべるのが苦手になり、絵ばかりかていた女の子。 鬱屈した気持ちを絵で逃がしていたと彼女は言っていました。
その彼女が各国の世界的な賞を連続受賞するきっかけいになったのが、アメリカンコミックの作画の依頼を受けてからです。
最初は、作品に対しての辛辣な批評に落ち込む彼女でしたが、ある投稿「私はタケダの描く表情がすきだよ」を読んで、自分が登場人物の表情をうまくかけているんだと思い、
小さい時からしゃべるのは苦手だったが、人の表情からその人の本心を読み取れるようになったことを武器にするようになった。
その後は、アメコミの世界で大活躍、司会者の山里さんが「つらかった子供時代がアメコミの世界に生きていることをどお思いますか」という問いに彼女は、少し長いですが紹介します。
「自分の価値観で生きていく中で他人につぶされるときがあります。・・・・・・・
自分のオリジナルの価値観を大人になるにつれて意外と忘れ去られている。自分がしまい込んでいた価値観を一回掘り起こして、もう一度小さい頃の自分にインタビューする形で掘り起こしてあげると自分が強くなるというか、だんだん軸としてまとまってくるというんですかね」
私も小さい時から病気がちで、何回か神戸の市民病院に入院しておりましたが、その時に得た価値観とは何だったのか、また。それほど裕福ではなかった小さいころに感じていた自分の気持と向き合う時間を取ろうとこの歳になって改めて思いました。
逆転人生、いい番組です。