日曜日、緊急事態宣言が出たばかりで暇なこともあり図書館から借りた『定年後不安』大杉潤著を読みました。
私も後2年ほどで定年を迎えます。今のところ定年後の事はあまり考えておりません。しかし、人生100年時代を迎えて、定年後何もしないというのは社会からも孤立してしまします。
著者は、85歳が引退と言っておられます。本の中で、65歳の定年を待たず、出来るだけ早く1人で出来る仕事を行うべきだと、理由は人を雇うような会社を作ると失敗した場合は何もかも無くしてしまう。その通りです。そのような人を私は何人も見てきています。そろそろ考えなければいけないですね。
会社を去ると一つのコミュニティーがなくなり、居場所もなくなります。
第一は家庭、第二は職場、第三の居心地の良い場所それを「サードプレイス」というそうです。
居心地のいい場所を作るには周りとのコミュケーションが大事です。この本の中でコミュケーションについてためになる記述があたので紹介いたします。
ここで大事なことは人は誰でも「自分の感じ方、考え方、価値観が常に正しい」
「他の人も自分と同じはず」と思い込んでしまうのですが、実は、「自分は常に4分の1の少数派である」という事実
むしろ自分とは考え方や行動パターンが違うタイプの人の方が多く「分かり合えないのが当たり前」と思ってコミュニケーションを取った方がうまくいくのです。
歳が行くと役にも立たない経験も一杯しておりますので、思い込みが激しくなります。
相手の事をよく知るところからコミュケーションは始まるということ、わかっていますが、行動が伴ていない自分がいます。
今後意識して直していきます。自分の居場所を作るために、