私が生産担当になった20年ほど前には、ベビーリーフの栽培をしている生産者は6軒ほどありました。現在は3軒、その内の2軒が世代交代をしています。
その中でも20代の夫婦が後を継いでいる生産者がいます。
ここの圃場は、排水路がほそく水捌けがよくありません。その結果、豪雨でなくても強い雨が降るとすぐにすぐにハウスが浸水し、6月~9月の出荷は惨憺たるものでした。
それでもくじけずハウスの間を少し深くしたりして、この時期としては昨年より多く出荷しています。
ただ、水が入ることによっていいこともあります。土壌に残っている肥料成分が流れることによって連作障害を防いでいます。
最近はよく圃場に行って話をするようにしており、そうすることによって圃場で起こっている問題点を知ることができるようになりました。ただ、すべてを解決することはできないのですが、これからも出来るだけサポートしていきます。
まだまだ若いのでこれからです。